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 唐揚げというのは、大変ポピュラーな食べ物で、どこのご家庭でも気軽に作れる。しかし、逆にカラッと揚げるのは至難の術である。外食しても、カラッと揚がった唐揚げは少ない。カラッと揚げるには、いくつか秘訣がある。企業秘密だが、コロモ・揚げ方・温度などに左右される。当店ではカラッと揚げるために、何年も試行錯誤したのである。

 ところで鳥肉というのは傷みやすく、卸業者でも、生肉を扱うところは少ない。他の肉と比較して、脂肪分が少なく、ヘルシーな食べ物ではあるが、その扱いは難しい。
 だから、ほとんどのお店では、冷凍物に頼ろうとする。仕入れ値が安いという理由で輸入肉を使う所もある。その場合、現地で一度ボイルして輸入する。これでは肉の持つ特有の≪うまみ≫は表面しか残らない。
 生肉かどうかは、すぐに見分けがつく。ジューシーなものが生肉で、冷凍物はバサついている。骨の色を見るとすぐ分かる。骨が黒く変色していれば、かなりの日数がたっていることを示している。チキンハウスナースでは、処理後、48時間以内に食べていただくために、当店ではその日の販売量を決めている。その為に、売切れの場合もあります。その時は悪しからずご了承下さい。
店主

 店長(根葉啓子)は二十年のキャリアを持つ元看護婦。「食べること、料理することも大好きで、いつか自分でお店をやりたいという夢を、ずっと持っていたんです。」そして、平成4年4月、念願の『ちきんはうすナース』をオープンした。

 あくまでも体に優しいものを、とお肉のなかでも低脂肪でヘルシーな鶏肉に着目。看護婦で培った知識と栄養士の友人の協力、そして本人の舌を頼りに、5年がかりで究極の”唐揚げ”を完成させた。 その「究極の空揚げ」は、外側はお菓子のようなカラッとした歯ざわり、 一口食べるとジュワッと香ばしい風味が口の中に広がる。
 揚げのポイントは、三つ。ひとつはトリのおいしさを生かして、冷めてもベチャッとしない、二番目はご飯によく合う。三番目は栄養面でヘルシーなこと。

 鶏肉は、三原市から取り寄せた新鮮なもの(処理後48時間以内の地鶏)を使う。日本人の好みに合わせ、十種類ものスパイスを調合した自家製のタレにじっくり漬け込む。コロモは三種類の粉を混ぜ合わせたオリジナル、油も多くの種類を試し、鶏肉に合う最上級のサラダ油を選び抜いた。また、お米に至っては新潟産の水田指定(おいしい米のとれる)のコシヒカリを使っている。世間にはあまり知られていないが、広島産のコシヒカリも新潟産に負けないものがある。できるだけ地元に密着したものを提供したいと考える当店は、このお米を使うこともある。

 外側はカラリと香ばしく、内側はふんわりとジューシーなナースの唐揚げ。薄味なので子供から年配の方まで安心して食べられる。そして、あつあつはもちろん、冷めてもカラッとおいしいトリのから揚げが食べられる。ニンニクを使っていないので、昼食にとやって来るOLやサラリーマンにも好評。

カウンタ

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