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![]() 食事に行った日と掲載日には若干のタイムラグがあります。 また、余りにも多いお店は何回か削除しています。悪しから ずご了承下さい。 |
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今回のお勧め 「羊羹と最中の志磨家」 住宅街にある和菓子屋。この辺りの事情に詳しくなければ、この家が和菓子屋であることに気づかないだろう。普通の民家そのものであるから…。 このお店の商品は羊羹と最中である。羊羹は柿羊羹と小倉羊羹で、柿羊羹には長方形だけでなく、ゴムの丸い袋に入った商品もある。針でつつくと一気に袋が破れる商品で、年配の方は子どもの頃に一度は食べた記憶があるかもしれない。 このお店の商品はすべて手づくりである。餡はもちろん手づくりで、最中の皮も手焼きでやっている。そのため1日に作れる量は限られている。 広島出身でしかも和菓子に造詣の深い人なら、このお店の名前を知っているかもしれない。というのは、広島を代表する「福屋デパート」が創業した昭和4年から、平成26年までずっと「福屋デパート」に納品していたからである。 詳しい経緯は知らないが、勝手に想像すれば、生産量の問題、派遣店員などの諸条件もあって撤退したのではないかと思われる。 当然と言えば当然ではあるが、大手の有名菓子店は大量生産するために、手つくりから機械づくりにステップしている。もちろん、高級和菓子のお店(というより会社)は、高級な原材料を使用している。そのため和菓子の製品のレベルは高い。 しかし、手つくりと機械による生産では、商品によって微妙な差が生じる。先に書いた「あわび最中」の餡もさることながら、手焼きの皮は何とも言えない香ばしさがある。機械の場合は鉄でなくテフロンを使う。 テフロンの場合はくっつくために高温にできない。そのため手焼きのような香ばしさは生まれない。また、羊羹においても手つくり場合と機械の場合は練りが違う。私の味覚のレベルでは判然としないが、味覚の鋭い人なら、機械の場合は「練りが足りない」ように感じるようだ。 以前、「柿羊羹」は広島の代表的なお土産品だった。当時は豪華に見せるために「上げ底」にしていた。それは広島だけでなく、全国各地のお土産品でその手法が広く使われていた。それが社会問題となった。 柿羊羹は「上げ底を」を止めると豪華さがなくなる。そのためにお土産品としての位置づけが次第に下がった。そういう社会的な背景もあり、広島の羊羹屋(広く言えば和菓子屋)が減ったのだろう。もちろん、和菓子そのものの需要の減少が最たる要因であることは論を待たない。 現在の店主は二代目だが、かなりの高齢のため手づくりできる量はさらに限られる。そのため大量の需要があっても対応はできないだろう。逆に言えば、このお店の「羊羹」と「最中」は希少価値がある。 和菓子のお好きな人はぜひ一度、お試しされることをお勧めする。味覚の鋭い方は、機械焼き・機械作りと、手焼き・手づくりとの違いが、きっとお判りになると思う。 住所:広島市南区西霞町14-34 電話:082-251-0043 営業時間:9:00頃~夕方まで 定休日:不定休 |
其の10249【天ぷら・広島県】 広島市西区観音新町の「天ぷら屋 天晶(てんしょう)」。ずっと安定した天ぷらを提供するお店。最近は天ぷら専門店であるのに関わらず、てんぷら粉とかコーンスターチ、強力粉を加えたお店もある。宴会などに提供する天ぷらは揚げてから食べるまでの時間が長い。そのためくにゃっとならせないために表面が硬くなる粉を使う。揚げたてを1つずつ提供する天ぷら専門店とは根本的に違う。このお店は粉だけでなくダシもずっと変わらない。 営業時間:11:30~14:00 17:00~21:00 定休日:水曜日 |
其の10248【うどん・広島県】 広島県安芸郡海田町の「うどん うどんのもとなり」。しばらく休業中だった。久しぶりに前を通ると営業していた。店内は相変わらずお客さんが込み合っていた。メニューをよく見ずに「うどん定食」を注文。後でメニューを確認すると冷たいうどん、そばのざるがあった。真夏の35度超えの日だったので、もっと確認すればよかった。しかし、周りの客はほとんど温かい麺を食べていた。このお店のお客さんは真夏でも温かいのが好きなのだろう。ところで、麺が少し変わったような気がする。気のせいだろうか真偽のほどは分からない。 ?営業時間:11:00~14:00 定休日:月曜日 |
其の10247【洋菓子・東京都】 東京都中央区銀座の「㈱ グレープストーン(東京ばな奈) ブリュレタルト」。創業は1978年なので50年も経っていない。しかし、今では東京を代表するお土産品の一つになっている。今回頂いた物は今まで食べたことがない。パンフによれば「バナナカスタード風味のクリームとほろ苦いカラメルソースをバナナ型チョコタルトにin!」とある。今までの東京ばな奈のイメージとはずいぶん違う洋菓子だった。これは売れるだろうな。 |
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